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Twitterフォロワーの価値は2.5ドル/月。

      2012/09/25

企業のTwitterアカウントのフォロワーの価値、という意味での判例になりそうです。

 仕事で使っていたツイッターのアカウントを、退職後もフォロワー(読者)ごと使い続けて会社の利益を損なったとして、米国企業が元社員(38)を訴えた。34万ドル(約2600万円)の損害賠償を求めている。ビジネスでも急拡大するツイッターのアカウントが誰のものかを示す判例となる、と米メディアは指摘している。

asahi.com(朝日新聞社):フォロワー連れ退職「会社に損害」 ツイッター巡り提訴 – 国際

今では色々な企業がTwitterの運用を開始していますが、「中の人」の退職後にそのアカウントがどこに帰属するか、という点では考えさせられるものがあります。普通に会社名やブランド名を冠したものであれば基本的に会社のものだと思いますが、実際に担当者をつけて情報発信していく中で、その運用方法、たとえば「中の人」のキャラがフォロワーの増減のカギを握るケースも多々あります。この件だと会社側からの指摘を受けて元社員の方はアカウント名を変えたりしているようなので会社に帰属する認識は多少なりともあったと思いますが、それでも一定の部分は自分の功績だ、という認識もあったんでしょう。

会社側は「フォロワーは顧客リスト。企業秘密の横領に当たる」として、フォロワー1人に月2.5ドルの価値があると主張。8カ月で計34万ドルの損害を被ったとして米カリフォルニア北地区の地裁に提訴した。

月に2.5ドル、ということは年間で30ドルの価値、ということですから「顧客リスト」としてはかなり高額だと思います。確かにリストとはいえフォロワーからの能動的なフォローがなければリストにすらならないので理解はできますね。ただ企業秘密か?というとちょっと・・・という気はします。公開されまくってますし。日本で言うと横領というより威力営業妨害的なところなんじゃないでしょうか。

裁判となると、いかにしてこのフォロワーを増やしていったのか、というのが焦点になったりするんでしょうかねぇ?結構不毛なところですが。会社が「フォローするとxxxが抽選でもらえる!」とかマーケティングコストかけてたりしたなら会社側帰属のウェイトが高いでしょうし、私が個人的に面白いと思っているNHK広報局@NHK_PRのアカウントのようなキャラ売りの場合は元社員の力に負うところが大きいでしょうね。

けどその検証するのにTwitter Counterみたいなサービスで増加の具合を計測したりする、ってのもなんか証拠能力低そうだし・・・。想像すると色々問題点が挙げられる訴訟になるかもです。

[N] Twitterのフォロワーの統計データをグラフ化してくれる「TwitterCounter」

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