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ネットのよもやまをお茶の間に

Googleサジェスト削除仮処分

      2012/09/25

結構取り上げられているニュースですが、ややこしい問題を孕んでますね。

大手検索サイト「グーグル」に実名などの文字を入力して検索する際、途中から予測文字や補足情報を表示する「サジェスト機能」を巡り、日本人男性がプライバシーを侵害されたとして、米国のグーグル本社に表示差し止めを求める仮処分を申請し、東京地裁(作田寛之裁判官)が申請を認める決定をしたことが分かった。
だが、米グーグルは「日本の法律で規制されない」と拒否し、被害が救済されない事態となっている。決定は19日付。

米グーグル:検索予測差し止め命令…東京地裁仮処分 – 毎日jp(毎日新聞)

この原告の男性の名前をGoogleの検索フォームに入力すると、犯罪絡みのキーワードがサジェストされる、という事で削除の仮処分を申し立て、裁判所もこれを認めたのですが、日本法人は「削除権限が米国にしかない」、米国は「単語を並べただけ」とスルーの対応。

 男性側は当初、グーグルの日米両法人を相手取っていたが、日本法人は「削除権限は米法人にしかない」と主張し、訴えの対象から除外した。残る米グーグルは「単語を並べただけではプライバシー侵害に当たらない。単語は機械的に抽出されており恣意(しい)的に並べているわけではない」と主張。「社内のプライバシーポリシー(個人情報保護方針)に照らし削除しない」として、決定に従わないことを回答してきたという。

ネットで日本で事業展開しているにも関わらず、日本の裁判所決定より社内規定優先、となってくるともうただの治外法権ですね。中国の時は最終的には撤退しましたが、情報提供してたんじゃなかったでしたっけ?確かにこの手の話をほいほい対応していたら、Googleが秀でた検索エンジンである所以を脅かす話にもなり得ますが、結果的に今ひとつ納得感の無い対応になっています。

 男性は代理人の富田寛之弁護士を通じ「グーグル側が決定に従わないことに憤りを感じる」と述べた。富田弁護士は「弱い立場の個人や中小の事業者は、こうした検索結果が表示されるだけで失職や倒産など取り返しのつかない被害が生じる。日本での被害なのに、決定は米法人に執行できない。被害救済を実現するには法整備が欠かせない」と訴えている。

てかこういうニュースになる前にさっさと対応すべきだったような気がします。

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