iPhoneの真のライバルは・・・?Android携帯?Xperia?iPad?いえいえ・・・実はあの「らくらくホン」なんです、という記事。
出荷台数だけみれば、らくらくホンの1600万台に対し、iPhoneは2009年度でその10分の1程度にすぎない。しかしiPhoneの利用者数は急速に伸びている。障害者が使う携帯電話として「2強時代」になりつつあるのだ。
iPhoneとらくらくホンの静かなる戦い – 記者の眼:ITpro
記事では障害のある方が、という表現ですけど、そもそも機種シリーズでそこまで売れてるのってそんなにないですよね。ソニエリのPreminiとかはシリーズでかなりヒットしましたけど、それ以外になんかありましたっけ?
なんとなく懐かしいのでたまたま見つけたPreminiの記事を。
画像で見る携帯電話レポート ムーバ premini SO213i(■Vol.5) | Sony Ericsson携帯電話 | ■DoPlaza
ムーバ、って書いてるところが時代感じますね。
さて、そのらくらくホンですけど、機能的な要約はこんな感じです。
- 文字フォントは通常の携帯電話の約2倍に拡大でき、さらに拡大鏡機能を搭載する。フォントにも工夫しており、線の太さを均一化したり、デザインを変えて視認性を向上したりしている。
- 画面に表示するテキストは、標準搭載する音声エンジンが読み上げる。通常文字は男性の声で、リンク部分は女性の声で発声する。文字入力中は、変換候補まで読み上げる。
- 音声でメールを書いて送信する機能もある。らくらくホンが音声の特徴点をデータ化してサーバーに送ると、サーバーがテキストデータにして返信する仕組みである。聴覚が弱い人に向けた機能もある。例えばはっきりボイス。受話音声の強弱に応じて音量を調整し、聞き取りやすくする。
弛まぬアップグレードの甲斐あって、というところですが、年配向けの機能が結果的に障害をお持ちの方にも支持されてるわけですね。
じゃぁなんでそこにiPhoneがライバルとして・・・?
同時に登壇者からは、こういった障害者の生活を助けることができる国産の携帯電話がらくらくホンしかないことを嘆く声もあった。「私たちだって、最新の機能を使いたい。NTTドコモ以外の携帯電話事業者も、今以上に力を入れてほしい」。
iPhoneはそういった声の受け皿になりつつある。画面の表示部分を拡大する機能や音声による操作機能、音声読み上げ機能「VoiceOver」などを搭載しているからだ。
つまりもともとの設計思想として、ユニバーサルデザインになってるのでiPhoneも支持されてる、と。そこは文化の差なんでしょうね。専門化した機能をブラッシュアップして日本のきたらくらくホンと、最初っからそういうものがスペックに組み込まれている米国のiPhoneと。
ガラパゴス化って言いますけど規格とかだけじゃなくって、思想の部分でもガラパゴスだったか・・?と思わせる記事でした。