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目的のないゲーム

ITmediaニュース:“目的のない”MMORPG、なぜ女性を惹きつける?

目的のないゲームの魅力  ダイナスティアには、戦闘もレベルもお金も目的もない。アイテムはあるが、やがて腐って消えてしまう。敵もいないし、倒すべきボスもいない。キレイな男の子はたくさん出てくるけど、彼らを落とすことはできない。このゲームに目的は、ない。

え?じゃぁゲームじゃないじゃん?みたいな感じでしたが、意外とMMORPGの出口のうちのひとつかも知れませんね。

 「ゲームに慣れている人には理解されない」と、同ゲームのディレクター・石山隼行さんは言う。あるゲーム会社に、ダイナスティアを売り込んだ時に聞かれたのは「で、このゲームの目的は?」――「ない」と答えても、全く理解してもらえなかった。

 ゲームが得意な人はもともとターゲット外。ダイナスティアをプレイして欲しいのは、ネットやゲームに慣れていない女性。戦いや誹謗中傷のない、ダイナスティアの優しい世界で、毎週更新されるストーリーや、ユーザー同士のチャットを楽んでもらい、インターネットという“世知辛い現実社会”の入り口になれば、と考えて開発した。

 「ダイナスティアは、ネット界の公園」――プロデューサーで漫画家の桃木毎実さんは話す。危険の多い外界に出る前に、柵で守られた公園で社会生活の技術やルールを身に付け、コミュニケーションの楽しさを学ぶ――ダイナスティアをそんな場にしたかった。

 ユーザー同士が中傷しあったりせず、楽しくコミュニケーションできるよう、優しい人ほど得をするシステムにした。キャラクターに優しく接すれば好感度が上がり、他のユーザーに優しく接すれば情報をもらえる。「正直者がバカを見ない、まじめにやっていると報われる世界」(桃木さん)。ネットもゲームも始めての初心者ゲーマーに、コミュニケーションの“成功体験”をしてもらい、ネットを楽しさを学んでもらうねらいだ。

パソコン通信の時代から「バーチャルタウン」、ユーザーが仮想世界でコミュニケーションをする、みたいな構想は起こっては失敗し起こっては・・・の繰り返しでしたが、ここにきて一定の完成を見た、ということなんでしょうか。記事を読む限りでは男性キャラがバーチャルで、そういった意味では「ときメモ」女性版、みたいな趣きもあるみたいです。

大規模MMOはリネージュ、ラグナロクオンラインやら、ちょっと前だとファイナルファンタジーなど色々あり、どこも収益化で苦しんでいますが、最近ではコルムオンラインがユーザーへの直接課金での収益ではなく、ポイントを購入してそれでアイテムを買う、いわばバーチャルマネー市場に対してユーザーがお金を払う、というモデルに切り替えてそこそこ健闘しているみたいです。

ただでさえ規模感のあるMMO事業なのでどっかで収益化を図らなければならないですが、意外にこういったあわせ技というか関節技というか・・・搦め手に走ったところがうまくいっている、というのはブログの事業構造ににてなくもないですねw



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