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PepperCoin:超小額決済サービス

米Peppercoin、固定決済費用がかからない超少額決済サービス

PEPPERCOIN

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米Peppercoin、固定決済費用がかからない超少額決済サービス

 超少額決済(マイクロペイメント)サービスの米Peppercoinが10日、正式サービスの開始を発表した。同社のサービスは著名な暗号学者が考案した技術に基づいており、数あるマイクロペイメント企業の中でも注目されている。

 Peppercoinのサービスを利用するには、まずPeppercoinのWebサイトにクレジットカード番号を入力して同社に口座を開設する。この作業を終えていれば、あとはPeppercoinのコンテンツを購入するときに「Peppercoinアイコン」をクリックするだけで決済手続きが完了する。

 Peppercoinを使ってコンテンツを販売したい場合は、Peppercoinに口座を開設。その後、Javaで記述されたPeppercoinを利用するためのプログラム「PepperMill」をダウンロードし、このプログラムでコンテンツを加工する。さまざまな種類のコンテンツに対応するため、PepperMillはGUIベース、CUIベース、APIの3種類の形態が用意されており、英文のマニュアルにしたがってインストールする。あとは加工したコンテンツの横にPeppercoinのアイコンを表示すれば、Peppercoinに対応していることを顧客に周知させることができる。

 Peppercoinの大きな特徴はその決済費用にある。1取り引きあたりの固定決済費用がかからず、売り上げに応じて、あるパーセンテージを請求する(99セントの取り引きに対して大抵は7セントから9セント)。これはクレジットカードの決済費用よりも格段に少ない額だという。

 こうした決済が可能になったのは、Peppercoin技術の開発者であるMITコンピュータサイエンス研究所のRon Rivest氏とSilvo Micali氏の暗号学的な発明による(Rivest氏はRSA暗号の共同発明者としてもよく知られている)。さまざまな場所で分散して行なわれる決済取り引きを集めてからまとめてひとつの決済として処理することによって、1取り引きあたりの決済費用を大幅に減額させることができるという理論である。Peppercoinの特徴は、この理論を使いやすいかたちに実装した点だと言われている。

 こうしたマイクロペイメントシステムについてPeppercoinの社長兼CEOであるRobert Kiburz氏は、「最近Webで行なわれている99セント音楽販売の成功は、あきらかに消費者が低コストで魅力的なデジタルコンテンツを欲していることを示している」と指摘し、マイクロペイメント業界の将来性をアピールした。



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