sima2*blog

ネットのよもやまをお茶の間に

100%子会社破産の場合。

   

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帝国データバンクの速報から色々調べてちょっと驚いたパターン。

カバンメーカー
トライアイズ(大証ヘラクレス上場)の連結子会社
株式会社松崎
破産手続き開始決定受ける
負債12億5000万円

大型倒産速報 | 帝国データバンク[TDB]

まぁここまではよくある話ですね。
で、トライアイズ、トライアイズ、トライアイズ・・・なんだっけ?と思いながらサイトを見てみると・・・

株式会社トライアイズ

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また、当該破産の申立てにより、当社の同社に対する債権につき、取立不能又は取立遅延のおそれが生じたことをお知らせいたします。

当社連結子会社の破産申立て及び債権の取立不能に関するお知らせ(pdf)

え?100%子会社から債権取立不能?てか、完全子会社なんだからトライアイズ自体が外部債権者から取り立てされんぢゃん?それも不能すか?・・・?ん?あれ?なんか間違ってる?100%でも出資分の株主の有限責任か?ん?ん?ん?

・・調べましょう。

1.
 債権者等の取引先にとって、相手方が株式会社である場合、取引先は、株式会社の財産のみが最終的には頼りになるのであって、株式会社の株主の財産から債権回収することはできません(株主の有限責任。商法200条1項)。
 したがって、子会社と取引を行っている会社は、子会社の株主である親会社に責任追求することも、親会社の財産から回収することもできないのが原則です。

子会社の倒産と親会社の責任-法人格否認の法 | 法律Q&A | ビジネスQ&A | 東京都港区法律事務所 ロア・ユナイテッド法律事務所

なるほど。そりゃそうだ。うん。

2.
 しかし、親会社は子会社の株式を所有することで子会社の重要事項を決定したり、経営者を送り込んだり等、子会社の運営全般について大きな影響力と支配権を持っています。つまり、親会社の子会社に対する支配のミスによって子会社が経営不振に陥ったり、多額の債務を抱えることになった、といえることも多いと思います。  親会社が子会社の債務について責任を負う根拠として以下のような法律が考えられます。

おおお。なるほど。
そうするとガバナンスのやり方と結果どうなりました、で責任を負う場合もある、と。

このページに出ている実例は今回のトライアイズの件とはまったく違いますが、こういった場合は実情どうですか、というところが凄く重視されるみたいですね。
ひとつ勉強になりました。

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