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小型ゲーム機“GameStick”、Kickstarterで1日で資金集めに成功

      2013/03/10

ゲームは詳しくないんですが、いろんな意味でこれはすごいな、と。

昨年夏には新型ハードOuyaが登場し、クラウドファンディングサイトKickstarterにて850万ドルもの資金獲得に成功したことで大きな話題となりましたが、このOuyaと同様のAndroidベースゲームハードGameStickがKickstarterに登場し、早くも開始1日にて目標額の10万ドルを突破しています

Ouyaと同様の小型ハード“GameStick”がKickstarterに登場、開始1日で目標額を突破 – Game*Spark.

Kickstarterはやりたいプロジェクトを提示して、賛同してくれる有志からネット上で資金集めができるプラットフォームですが、そこで新型ゲーム機のプロジェクトが出ることも驚きなら1日で1000万近く集まるのもすごい話。

このGameStickはAndroidベースのスペックを持つ小型ハードとなっており、コントローラー含めポケットに入るサイズながらHDMI端子を持ち、1080pのフルHD解像度に対応しているという代物となっています。開発はゲームやテレビ業界での長い経験を持つというJasper Smith氏が率いる米国カリフォルニアの会社PlayJam。価格は79ドルとなっており、今年4月には一般購入者向けに出荷が開始される予定です。

ここでのポイントは、
・ゲーム機のハードがソニーや任天堂、マイクロソフトなどでは無く、ベンチャーが作ろう、と思える事。
・それを支持するユーザーがいる事。
・Android、HDMIなど既存プラットフォームが既にあって、ゲーム機開発のコストが劇的に下がっている事。
・提供価格が一万円を超えないであろう事。
そして、
・一般企業が新規プロジェクトの資金をこういう枠組みで調達できる事。
だと思います。
更に、

プレイが可能となるゲームについては現時点では明らかにされていませんが、およそ200のAndroid向けタイトルで既に動作が確認されており、フリーミアム含む平均コスト数ドルほどのゲームが登場していくだろうとPlayJamは紹介しています。公式サイトからは各種スペックやイメージが確認可能です。

という事で既にソフト資産がマーケットにあって、無料の物もある、というのも従来のゲーム機開発には無い話です。次世代機で下位互換性を持たせるのはありますが、このケースでは「最低限それらのゲームが余裕でサクサク動く事」が期待されるので、マーケットに先にベンチマークがある、というのは新しいなぁ、と。

これ迄のゲーム機って、
・すごいの出しますよ(発表)
・CPUとかフルハイビジョンとかですよ(リークして盛り上げる)
・ゴメンもうちょっと待って(リスケ)
・出しました。ん?あっちが安いって?(リリースと同時に価格競争突入)
・え?あのタイトルもがやりたい?…(ソフトのポートフォリオ構築)
・げ。もうスペック陳腐化?次世代機開発します…(ふりだしへもどる)
っていう無限地獄を勝手に想像してますが、今後は色んなベンチャーがAndroidなどの上で色んなハードを出していく、まぁ自動車みたいなモデルになってくのかなーと思った次第。

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