sima2*blog

ネットのよもやまをお茶の間に

家電大手のKindle排斥に思う事。

      2013/03/10

Amazon Kindle PDF © by goXunuReviews

Kindleが変な問題を投げかけています。

 ヤマダ電機など家電量販大手3社は米アマゾン・ドット・コムの携帯端末「キンドル」シリーズの販売を見送る。アマゾンは19日に日本で電子書籍端末の出荷を始め、12月には小型タブレット(多機能携帯端末)を発売するが、各社は家電販売でアマゾンと激しい価格競争を展開している。キンドル普及を後押しすることは、アマゾンの通販サイトなどへの顧客流出につながると判断した。

アマゾン「キンドル」、ヤマダなど販売見送り  :日本経済新聞.

ヤマダ、エディオン、ヨドバシカメラの3社ですね、扱わないのは。
ビックカメラ、ケーズデンキ、上新電機は取り扱うとの事。懸念はこれ。

消費者が店舗をショールームのように利用し、実際に家電などを購入する際はアマゾンをはじめネット通販で割安な商品を選ぶ「ショールーミング」と呼ばれる動きが広がることを警戒している。

米国でもウォルマートがこのショールーミングを警戒して取り扱いしないそうですが、国内に限っていえば、ショールーミングなんて今更の話で、競合への顧客流失も同じ。別にKindleの取り扱いで特に流出が加速するわけではないです。

どちらかといえば量販店店頭で勧めまくっている光回線とかパソコン、スマホがこの状況を作ったわけですし、楽天Koboは普通に売ってましたよね。

ネットは安いけど現物を見ないとリスクがある、家電量販店は現物見れるけどネットで買うより高い、という話の中に、家電店が得意とする

  • 商品知識ノウハウ
  • ポイントサービス
  • 独自保証

というあたりが買う側にメリットとしてとらえられてない事が問題の根元。

 取り扱わない3社は「店舗側の粗利率が10%以下で他の商品に比べて利益が出にくい」(大手幹部)ことも理由とする。一方、ビック、上新はアマゾンの通販サイトに出店しており「アマゾンの顧客に自社の通販を利用してもらえればメリットは大きい」(ビック)とみている。

粗利の問題も既にAmazonが「Kindleは原価で出している」と言い切っちゃってる以上、辛い部分ではあります。かつAmazon自体が販売していて低粗利の提供価格が消費者に見えてるからそこが基準になる。やりにくいでしょうね。

けど元々多店舗展開、大量仕入れで原価を下げて薄利で売って価格競争力で勝負するのが家電量販店。それで街の電気屋さんを駆逐してきたのに、いまは駆逐されるから、というのが言い訳になっているのが時の流れなのかなんなのか…。

結局家電量販店連合でKindle排斥、とはならなかったので、とりあえずの動きは売らなかった方が売上と来店取れない分負けで、ブランディングとして重要な「何でも売ってる」というイメージも毀損しかねないのは確定なんですが、そこまで見据えてるのかな?

本当は、AmazonやGoogleの場合、実店舗持ってないことが実は保証とかの面ではデメリットなので、機種限定の特別保証とか付けちゃったりした方がポジティブだと思いますが…。原因不明のトラブルは即交換、とか、指定フィルムを貼ってあげて、それでもディスプレイ割れとかなら半額交換とか。

 - トピック , , , , , , ,