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多機能パソコンクライシス?

   

ITmedia ライフスタイル:日本の「パソコン」はどこへ行く? (1/2)
記事内容は現状のデスクトップPC業界の概要で、それなりによく分析されてますが結局現状要約なので割愛。
あおりの文章のこの部分が目を引いたので引用します。

日本のPCメーカーはAV機能を搭載することで、“PCの危機”を乗り越えようとしているが、それがかえって“PCの不必要さ”を浮き彫りにしているように見える。では日本のPCメーカーはどこを目指せばいいのだろうか?

日本の「パソコン」はどこへ行く? (1/2)
日本のPCメーカーはAV機能を搭載することで、“PCの危機”を乗り越えようとしているが、それがかえって“PCの不必要さ”を浮き彫りにしているように見える。では日本のPCメーカーはどこを目指せばいいのだろうか?


往々にして耐久消費財系は、まず「スペック」・・・高機能であること、車であれば280馬力だとか、冷蔵庫であれば何℃まで冷凍とか何リットル入りますとか、そういった数値的な、比較検討しやすいところから入って、そこから「~しやすい」「~に便利」といった「ニーズ」(=ベネフィット)、とり回しがいい、たくさん荷物を詰める、観音開きで使いやすいといったところに落ちてくることが多いです。
このデスクトップPCのAV機能の充実=多機能化ってのは、今並べて比べるなら携帯電話なんでしょうね。記事の論調的にも。つまり「本質どうなのよ?」といったところですか。
本来「ニーズ」の部分に落ちるときに新たな価値創造というか、これはこう使うものです、こう使うとすごいんですよ、みたいなところがクローズアップされるんですが(例:エプソンのプリンタは写真がきれい)、PCの現状は宿命的に「メールができて」「ウェブがみれて」というところに集約されて、それはハードメーカーの守備範囲じゃないんですよね。
携帯も似た感じで、最初は「何グラムで軽い」「メール」「着メロ×和音」「ウェブアクセス」「カメラ」・・・と来ていて、今カメラの部分が何万画素とかっていう本質以外のスペック競争からそろそろ脱却しそうなステージですが、実は本質「通話」という所はハードじゃなくてソフト?つまりキャリアなんですよね。
それぞれが本来「パソコン」「携帯電話」というセグメントとは違う部分で競争をしているのでそれ自体があまり発展的な競争ではなく、かつ自己否定をしながら前に進んでいるような感じで、そこを消費者も識域下で認識しているのか、今ひとつ熱のないマーケットができている・・・けどそれはもしかしたら、本質のところはそもそも手の届かないところにあるからなのかも知れません。

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