十勝の人はバスの乗り方が分からなかった。 | sima2*blog

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十勝の人はバスの乗り方が分からなかった。

      2013/03/10

いやー意外な所に盲点が。

日経ビジネス2012年7月9日号の「バスは甦るか」という特集の中で面白いケーススタディが取り上げられています。北海道の十勝バスというローカルバス会社で、何と40年ぶりにバス
運送収入がプラスに転じたという記事です。

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北海道ではやはりマイカー中心のきらいがあるでしょうが、子供や高齢者のニーズはあるはず。またみんな必ずしも自分で運転したい訳ではないのにバス利用が今ひとつ振るわない理由、それは、「バスの乗り方が分からない」、という何とも言えない理由でした。

「ドアが前後に2つあるけど、どこから乗るの?」
「運賃の払い方は?」
「整理券って何ですか?」
「そもそも、どのバスがどこに向かうの?」

バスに乗らなくなったのは、乗り方がわからないからという意外な事実でした。

利便性を訴える以前、そもそもの利用法が分からないのでみんな躊躇していただけだったんですね。これはもったいない。

そこで始めたのが、地道な活動です。例えば、65歳を超えて運転免許を返上しはじめる高齢者へのバスの講習会、顧客予備軍である小学生を対象にしたバスの乗り方講座、バスの乗り方を解説する漫画の作成・配布、観光地や市役所などへの行き方を示した「目的別時刻表」など、バスの使い方から提案することで利用者を増やしていきました。

つまり啓蒙活動に終始した、と。それで業績アップ。コスト削減より増収の方が当然いいわけで、それが意外な所に鍵があった、という事例ですねぇ。

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