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ヴィトンら海外ブランド大幅値上げは横暴?円安が理由はオカシイ!百貨店も驚き

   

ちょっと古い話ですけど。

ルイ・ヴィトン・ジャパンは2月15日に、バッグなど一部商品を平均で12%という過去最大の値上げに踏み切った。高級宝飾品のティファニーは4月10日から、ハリー・ウィンストンも4月22日から一部商品を値上げした。

引用元: ヴィトンら海外ブランド大幅値上げは横暴?円安が理由はオカシイ!百貨店も驚き(ビジネスジャーナル) – 経済 – livedoor ニュース.

横暴?という言葉はそれこそ横暴ですね。
米とかだったら横暴なんでしょうけど、所詮は嗜好品。「ありえなくね?」という値段まで上げたら売れなくなるので、計算ずくで価格設定してるんです。一言で言えば「これくらいならまだついてくるよね?」という。

前の記事でエルメスで同じようなことを取り上げました。

エルメス好業績、「バーキン」1年待ち。 « sima2*blog

エクサンBNPパリバの高級品調査責任者、ルカ・ソルカ氏は「エルメスの売り上げを制限するのは生産量だけだ。売上高は同社が決めた額になる」と説明する。

バーキンが1年待ちで、1年でも待つ人が普通にいる。だからどれくらい生産するか、を調整するだけで売上コントロールが出来る=在庫にならない、というくらい強気です。生産量調整で考慮するのは、1年待ちを減らしすぎない=希少性の演出、というところだけでしょうか。

ほしい、と思って買う人がいなければこんなことにはならないので、横暴、と思うのは潜在的に欲しいから、です。欲しくなければコメントは「馬鹿だなー、意味わからんなー」とかになります。

 ルイ・ヴィトン・ジャパンは01年から今年2月まで14回、価格を改定した。値下げは2回(累積値下げ率12%)で、値上げが12回(累積値上げ率68%)だ。値下げしたのは、円高に振れた04年に平均5%下げた時と、リーマン・ショック直後、ユーロ相場が大幅に下落した08年に平均7%値下げした時の2回のみ。あとは、為替変動に合わせて小幅な値上げを繰り返してきた。しかも、超円高の局面では一度も値下げをしていない。

それくらい日本はヴィトンに食いついちゃってるんですね。裏を読むと、04年の円高では下げないとヤバイ、と思った。リーマンショックのときもヤバイと思った。けどこの数年はそうは思わなかった、という事です。
いやな言い方をすれば尖閣諸島の挑発と根は同じ所なわけでして。「これくらいで・・どうだ?ん?まだいける?いけちゃう?」みたいな。

ルイ・ヴィトンの値上げ幅が大きいため、顧客が他のブランドに乗り換えるリスクは小さくない。
 駆け込み需要が一服した後、「次に円高・ユーロ安になるまで、ルイ・ヴィトンを買うのを待ってみよう」というのが賢い消費者なのかもしれない。

そう考えるとこの文とかも根底的に欲しい、というのがベースになってますね。結局買うんだ、という。
「顧客が他のブランドに乗り換える」というそここそ一番ヴィトンが恐れている事で、今回の値上げではそれは起こらないだろう、と高をくくっているから出来る値上げ。

次のユーロ安を待つ、ってのは全く賢くないです。前提条件に「また円高・ユーロ安になる」というのが前提だから。くるかどうか分からないし、くるとしてもいつかも分からない。高いと買わないわけだからヴィトンにとっても下客で、買えないから本人も不満。誰も得してない人たちが「横暴」とか言っちゃう訳です。

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