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ブログサービスの今後

   

【クマガイコム】 | ブログ事業の将来は?
GMO・グローバルメディアオンラインの熊谷社長がご自身のブログ「クマガイコム」でこういう呼びかけをされていましたw

ブログサービスは、技術力だけではなく、ビジネスモデル(収益モデル)が確立されていないので、資金力も必要な事業です。
よって、ビジネスモデルが確立されて、すべてのブログサービスが成長するか、体力・資金力勝負になりブログサービスの淘汰が始まるか?どちらかの可能性もありますね・・・。
皆さんはブログサービス・ブログ事業の将来は、どのようになると思いますか?(よろしければ、トラックバック下さーい!)


さてブログである。(誰風?)
オープンソースやら先行者メリットの獲得やらで、結局「タダ」のサービスになっている各ブログサービスですが、私自身の考えとしては、「とりあえず直接課金収益モデルはないですね」の1点に尽きます。「歴史は繰り返す」ではないですが、今のブログムーブメントはいくつかの過去の波をなぞっている気がしていて、それらが結局示唆しているのは「このラインでは収益上がらないよ」ということではないか?という意味で。
ちょっと思いつく限りをあげてみましょう。

  • 猫も杓子もブログブーム。
    最近の一般誌(紙も)ではブログを取り上げるのが流行りになってきています。これまでのネットの普及ロードマップで同様の例はいわずもがな「(マイ)ホームページブーム」が挙げられます。接続サービスのオマケとしてついてきていたこのサービスは、最終的にジオ・トライポッドなどの無料個人ホスティングに移行していき、現在までで収益化できているところがない。
  • 普及によるコンテンツクオリティの総体的な質低下
    上記ブームで「流行につられてみたものの・・・」とやってみたものの、昔(ほど昔ではないが)は制作に関するいろいろな障壁が高すぎて、結局ほとんどの人が「ようこそ!私のホームページへ!掲示板にカキコしていってね!メールはこちら。」・・・という訪問側のモチベーションがもひとつ上がらないウェブが竹の子のように乱立しました。今ブログをやっている方も、そういう「夢よもう一度」組が結構いらっしゃるのでは・・・?w
  • ネット環境維持コストの低下
    「日本のブロードバンドは世界いーーーーち!(by 総務省)」の日本においては特に、ネット関連のコスト低下が顕著です。無料接続プロバイダが手を変え品を変えしても結局テーブルに残れなかったように、「ブログに付加価値をつければ対価を払う可能性がある」わけはないだろう、ということです。

・・・ふぅ。まぁホント思いつく限りですが、とりあえず「真っ当な商売」は成立しないだろう、というのが骨子です。
じゃあこれだけ盛り上がったブログが駄目なの?というと、上の「歴史的検証」では盛り込んでいない環境の変動要素があるのでそこを掘り下げないと駄目でしょう。

  • ロボット型検索サービス(+重み付け)が他の検索メソッド(ディレクトリなど)よりも結果的にプレセンスを高めるようになっている
  • 情報収集ツール(=情報源・旧来の雑誌など)・エンタテインメントツール(=TVリモコン?)の両面でネットの生活でのウェイトが上がっている
  • トラフィックが昔以上に価値を持ち、ブログの「記事集合体」という形式が結果的にロボット型検索との親和性からトラフィック吸引性を持っていること。つまり価値創造できるプラットフォーム(=ユーザーはただ書くだけ)
  • CMSの考え方が洗練され(=wiki)、以前の障壁が下がっている。モブログなども。
  • アフィリエイトプログラムなどの洗練で、ユーザーがコンテンツを生み出す直接的なモチベーションを与えられている

いやー、技術の進歩はすごいもんですねぃ。
これらを要約すると、「ブログ事業提供者は、低コスト(無料前提すね)で高品質のブログサービスを提供することで、総体としてのブログコミュニティからトラフィックという形で収益を得、かつアフィリエイトプログラムなどのサポートでユーザー還元をすることで金銭的な収益を得る」という、まぁいわば各社が一生懸命やられていることが当然でてきます。
これだと熊谷社長の問いかけに答えてる訳ではないので、足りない頭を一生懸命絞って・・・ふと思い出したのが、ペイオフ完全解禁周辺で語られていた話。要旨は「ペイオフによって銀行預金は他の金融商品にシフトするだろうし、また少子化などの要素で今後銀行は預金の絶対額の確保が大変になってくるだろう。預金者が銀行にお金を預かってもらって利子をもらう、という構図から、銀行が預金者から金を借りる、という図式に変わってくるのでは・・・?」みたいな、つまりパラダイムシフトでっせー、みたいな事だったと記憶しているのですが、つまり、もしかしたらブログもそういう構図になるのでは?ということが結論ではないですが、キーかもな、と。
完全無料前提で高機能のブログを提供して、上記トラフィック・広告収益から、はてはそこから一般向けコンテンツに昇華したものの権利周りのビジネスやら情報整理加工して付加価値をつけた情報サービスやら・・・という事業をする原資が、ユーザーですよ、という捉え方の入れ替え、です。
結局「ユーザー数xアクティブ率」という熊谷社長ご自身ご指摘済みのところに戻ってきた・・・w
じゃぁ・・・付加価値ってなんなの?という部分は・・・となってくると、

  • ユーザーがユーザーであり続ける為の工夫。
    ユーザーってことはIDなわけで。ブログでお金はもうけられるけどそれだけではIDを使う直接的な理由には弱いのかな、と。となるとブログ以外のサービスの充実・・・?
  • アクティブ率を上げるためには?
    モブログの普及は1つ鍵ですが、それも行き着く先はご飯を撮影して「メシログ」にして終わり、見る方は「人のメシみてもねぇ・・・」、という陳腐化スパイラル行きの可能性が。個々のブログのエンタテインメント性を上げるというのは、とどのつまりは一億総ライター化の為の方策ですから、ネタ提供の方法が大事なのかな、と。今は書く為のモチベーションアップの戦略は随所に見られますが、何を書いたらいいかの部分は結構放置されている気もしますので、要はブロガー介護戦略ですかねぃ。

長々と能書きをたれました。疲れました。ねます。まる。

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