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エルメス好業績、「バーキン」1年待ち。

      2013/03/10

エルメス
エルメスのバーキン、1年待ちですって。

フランスの高級ブランド、エルメス・インターナショナルは高級品業界の中で最高の売り上げの伸びを確実視されている。おしゃれな女性たちに長年愛されてきたバッグ「バーキン」の人気と希少性のおかげだ。

エルメス、業績は思いのまま 「バーキン」1年待ち、売り惜しみ戦略奏功 (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ).


エルメスが好業績期待とのことです。

 ブルームバーグのアナリストらは12日に発表される同社の2012年売上高が、過去最高になったとみている。1万ドル(約94万円)のバッグの取り寄せ期間が1年以上という状況は、エルメスが業績を思い通りに操っていることの象徴だ。

「思い通りに操っている」と言われても、パッとわかりにくいですが、1年でも待つお客様がいる=ブランド・商品力が強くて、待ってでも買う、ということで、生産調整をすれば売上が上がるタイミングを好きにコントロールできる、ということを意味しています。

 エルメスの売上高はその生産能力と、希少性を維持する同社の戦略によって決まる。高級ブランド品の売り上げは今年伸び悩むとみられているが、エルメスが属する最高級品の分野は他の分野を上回る成長が見込まれる。エクサンBNPパリバの高級品調査責任者、ルカ・ソルカ氏は「エルメスの売り上げを制限するのは生産量だけだ。売上高は同社が決めた額になる」と説明する。

露骨な表現ですねー。もちろん、希少性を保つ事が顧客が欲しがる同期付けと関連しているので、そこは細心の注意を払って需給調整をしないといけないのですが、世界全体が不況の中、売れなくて困っているところからすればかなり贅沢な悩み。

 英出身の仏女優、ジェーン・バーキンにちなんで名付けられたバーキンは、フランスの熟練した職人が手作業で仕上げ、サインを入れるため、製作には長時間を要する。

この話は有名ですね。もっとディテールにわたった話がWikipediaに載っています。

第5代社長のジャン=ルイ・デュマ=エルメスが、航空機の機内でたまたまイギリス出身の女性歌手ジェーン・バーキンと隣合わせになり、彼女がボロボロの籐の籠に何でも詰め込んでいるのを見て、整理せずに何でも入れられるバッグをプレゼントさせてほしいと申し出たエピソードに由来する。なおバーキンの原型は上述のオータクロアであるが、今やオータクロアをはるかに凌ぐ人気である。

エルメス – Wikipedia

女優とエルメス社長が乗り合わせる飛行機、という時点でエコノミーじゃないよね、というのが庶民の感想。

仏証券CAシュブルーのアナリスト、トマス・メスマン氏は、毎年最大10%の生産量拡大は、通貨変動を除いた年間の革製品売り上げ成長を少なくとも10%増と保証しているのに等しいと指摘。「これはまさに投資家が求めていることだ」と述べた。革製品はエルメスの売り上げの約半分を占めている。

まさに「安パイな」企業、ということですね。世界的な不況の中でも、中国を始めとした新興国は購買意欲があるので10%増を難なく飲み込めるでしょう。

 この変化はエルメスにとってプラスだが、同社はこれを好機に生産を大きく増やすことはせず、供給を抑えてブランドイメージを守る考えだ。手に入りやすくなり過ぎると「どこにでもある製品」になってしまうリスクがあると、同社のトマス最高経営責任者(CEO)は述べている。

 エルメスは昨年11月、12年の本業の売り上げ伸び率を13%超に上方修正した。同社は少なくとも07年以降毎年、年間売り上げ目標を達成、または上回ってきた。

それだけ好調なエルメスですが、以前はルイヴィトンを擁するLVMHに買収されるか?という話があったのですが、あれはどうなったんでしょうねぇ?

昨年末からはエルメスの株式買い付けを進めていて、現在20%のシェアを持ってます。

ルイヴィトンがブルガリを買収 | sima2*blog

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